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大学受験のモチベーションが上がらない浪人生にアルバイトをすることをおすすめする3つの理由

勉強する時間が増える

浪人生がなんでこれほど勉強が捗らないのか、それは時間がありすぎるからです。一日のうち全てを自分の自由に使うことができる。ニートにでもならない限り、こんな時期は人生の中でそんなに多くはありません。浪人生には、選択肢が多すぎるのです。人間は選択肢が多すぎると逆に何をやっていいのかわからなくなり、結果何もできなくなってしまうんです。

特に現役の時にギリギリで志望校に受からなかった人こそこういった状況に陥りやすいのではないでしょうか?合格のためにやらないといけないことにかかる時間に対し、自分が持っている時間があまりにも多すぎてしまうので結局今は何もやらないという行動を選択してしまうのです。

今週の何曜日はこの時間はバイトをするというふうに、アルバイトをすることで時間を一年という大きすぎる単位で区切るのではなく一週間、もしくは一日単位で考えるという習慣ができます。バイトによって時間が多少削られるおかげで、逆に空いた時間でやらなければいけないことが明確になり勉強する時間を確保することができるようになります。

 

生活にメリハリが出る

アルバイトというのは、社会的な活動です。本人ではあまり気づくことができないかもしれませんが、浪人というのは人生においてとても特殊な期間です。一年間もの間、家と予備校とを行き来するだけの生活というのは慣れてしまえばそれが当たり前になり違和感もいつのまにか感じることはできなくなってしまうのですが、この一年は完全に社会から隔離されているということになります。

それまでは高校という社会的な生活の基盤となるものがあるですが、浪人生になった途端、急に何もなくなります。予備校があるじゃないか、と思う方もいるかもしれませんが、予備校はその代わりになることはできません。なぜならば、予備校にとって生徒はただのお客様だからです。授業に参加することはあなたの自由ですし、あなたの成績が悪くても予備校側にはなんの影響もありません。

アルバイトをして一人の人間として社会的な活動をすることで生活の基盤を作り、生活にリズムが生まれます。アルバイトはやるべきことが決まっていて、それをこなすことできちんと評価されかつ給料を得ることができます。勉強をすると同時に社会での経験をすることで自分が今なんのために勉強をしているのか考え直すきっかけにもなるでしょう。

 

気分転換は大事!

そもそもこの記事自体、勉強のモチベーションが上がらなくて、ネットを開いている浪人生向けに書いているものなので今がまさにその気分転換中だとは思うのですが、気分転換にネットを見るのはあまりよくありません。

確かにネットは面白いですが、基本的にインターネットは情報を仕入れるものなので受験勉強に使わなくてはいけないはずの貴重な記憶能力をわざわざせっかくの気分転換に使うのはもったいないからです。

一番いい気分転換は人と話すことですが浪人中に気分転換のおしゃべりに付き合ってくくれる友達がいない人も多いかと思います。アルバイトなら、どれだけコミュニケーション能力がなくても必然的にお客さんや職場の人と喋ることになりますから気分転換にはちょうどいいと思います。

 

注意点

・もちろん働きすぎには注意です。あくまでメインは受験勉強なのでよっぽどお金に困っているとかいうことでなければ週10時間くらいがちょうどいいと思います。一日に換算するとだいたい毎日90分くらい。このくらいの時間なら生活にメリハリをつけることで捻出できると思われます。

・夏が終わるくらいまでにはやめましょう。夏が終われば現役生たちも追い込みをかけてくるはずです。残りの半年くらいは他のことを忘れて勉強に集中しましょう。