量子コンピュータが人工知能を加速するを読んだら僕の世界が加速した話(後編)
前編のまとめ
いきなり後編に入る前に、前編を読んでない方もいると思うのでこれまでの流れを軽くおさらいをしたいと思います。
後編
人工知能の加速によって世界が変わる
まず、現在人工知能の研究が進んでいて、今後さらなる研究開発が期待されている分野をざっと挙げてみますと、
- 自動運転
- 医療分野
- スポーツ
- ヘルスケア
- 法律
- 考古学
- 金融
etc...
とまあいろんなことに応用できるということですね〜。
個人的には、アップルのSiriのみたいな対話型の人工知能がもっときちんと会話できるようにならないかなぁとか思っていますが
アップルの技術力をもってしても完璧に会話ができる人工知能を作るのはやっぱり難しいってことなんでしょうか?
ちなみに、2015年の記事ですが関連記事として以下の記事がこの前読んでみて面白かったので貼っておきます。
量子の世界
この本によると、量子力学のパイオニアであるファインマンは
「量子力学のことがわかったと思っているうちは、量子力学のことをわかっていない」と言ったそうです。
そのくらい量子力学の世界は奥が深いということらしいです。
自分は量子力学は全く専門ではないのであまりテキトーなことは言えないのですが
この本にも書いてあるシュレディンガーの猫という有名なパラドックスについてだけ少し触れておきたいと思います。
先に言っておきます。もし間違っていたらすみません。
まず、量子力学において粒子などのミクロな世界では、「重なりあった状態」という状態が存在し、
それは観測者がその対象を観測するまで、どちらの状態になっているか不確定であるということが起こりえます。
そこで、ラジウムがα粒子を放出すると箱の中に入っている猫が死ぬという装置を考え、ラジウムが1時間後にα粒子を放出する確率が50%であり
それを観測していない状況だと、重ね合わせの状態になるのでα粒子が放出されている状態とされていない状態が同時に存在することになります。
つまり、箱の中に入っている猫も生きている状態と死んでいる状態が同時に存在することになるというパラドックスがシュレディンガーの猫という話の内容です。
僕はこのような不思議なことが起こってしまう量子力学の世界って、実はおもしろいんだなぁと思ったんですけど、授業になるとあーやっぱつまんねーって思っちゃうんですよね〜笑
日本は今後どうすればいいのか?
ついに最後になりました。
今後の日本について語ってしまうなんて、
なんとまぁ壮大なブログなんでしょう。
まあ筆者の方が語ってしまっているので仕方ありません。
ここからは、この本を読んだ後の僕の感想というか考えになってしまうんですが
日本人には、出る杭は打たれるとか、郷に入っては郷に従えみたいな周りの人に合わせていればいいんだよみたいな風習があると思います。
そういった習慣ってのは簡単には変わるものじゃないし、一人が変わっても意味がありません。
でも、今YouTuberとか、はてなブロガーが大学卒業後フリーランスで稼いでたり、自分の好きなこととか自分にしかできないことをやってそれを仕事にしている人というのは増えていることは事実です。
これはこの記事中の人工知能で変わる世界、のところにつながるんですが、そういう自分だけの武器というのを持っていないとやっていけない時代になってきていると思います。
そういう意味で、この本で筆者が言っているような「ベンチャー精神」、とまではいかなくても、自分で自分の得意分野を伸ばしていくといったことが必要なんだと思います。
おわりに
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に、今回感想を書かせていただいた本「量子コンピュータが人工知能を加速する」についてです。
東京工業大学の西森教授と東北大学の大関教授の共同著作で、学術的な内容もしっかりとした解説付きでとてもわかりやすく説明してくれています。
量子力学とか、人工知能とか興味がある方は是非買って読んでみてください。
量もそんなに多くないのですぐ読み終わると思います。
それでは
長くなったのでこの辺で終わりにします。
次はできるだけ早くまた更新したいと思います(ᵔᴥᵔ)